大好きだった愛犬が、今朝亡くなった。

 

大型犬にしては、

14年と4ヶ月の大往生だった。

 

昨日まで僅かながらおにくを食べ、

お水を飲み、おしっこもうんちもしてたのに

ドアを開けたら玄関の方から顔を上げて

なあにー?って振りむいてたのに。

 

 

早朝6時に「もうあかんかもしれん」っておばあちゃんが起こしに来て。目覚めは最悪。二日酔いが酷くてゴロゴロした後、ようやく頭が起きたので様子を見に行ったら、明らかに昨日と違ってて。

 

 

 

そこからは時間の流れが一瞬だった。

 

隣の家のおばちゃんが来たぐらいからずっとずっと足が震えてて、その30分後に呆気なく。

 

細かくて荒い息を続けていたと思えば、

大きな痙攣。それから息を吐ききって。

おさまったように見えたのもつかの間、

スッと、息が消えてった。

 

 

呼んでも反応しない。

目に力がない。

 

死んじゃった、って認識するのに時間がかかった。正直、まだ受け入れられない。

 

 

 

 

小さい頃観てた「どうぶつ奇想天外!」の影響か、昔から動物が大好きだった。

 

中でも犬は特別。

もちろん小さな頃の夢は「犬を飼うこと」だった。

 

 

ただ、家族は大反対。

「犬の世話なんて出来ない」

「毎日散歩いける?餌やれる?無理やろ」

「死んだ時が可哀想やし飼わない」

 

 

何度も何度もお願いして、その度大反対。

私が拗ねて諦めて、の繰り返しだった。

 

 

小学3年生の3月。

英語を習いに近くの公民館に行った時、

母が小さな貼り紙を見つけた。

 

『里親募集中 0歳の雑種犬です』

 

 

それが、タロウとの出会いだった。

 

 

 

動物病院に見に行った時、

ドアを開けた瞬間飛び出して来たタロウ。

 

顔をベロベロ舐めるのが好きで、

庭をずっと走り回っていたタロウ。

 

何度も脱走してその度周りに大迷惑、

お向かいの家におしっこをするタロウ。

 

おっきい身体で乗り物酔いして、

車に乗ったらいつもげろげろするタロウ。

 

怖がる人には容赦なく噛み付く、

強いものには巻かれるタイプのタロウ。

 

私と散歩に行ったら必ず、

どっちが前を歩くか競争になるタロウ。

 

母と祖母のことが大好きで、

私には当たりが強い甘えたさんなタロウ。

 

私が泣いてる時、
ずっとそばに居て見ててくれたタロウ。

 

 

 

 

後ろ足を引きずるようになってから半年。

寝たきりになってから10日間。

 

よく頑張ってくれたね。

私が実家に帰ってくるまで、

待っててくれてありがとう。

 

14年と4ヶ月、私が独り立ちするまで

ずっと見守ってくれててありがとう。

 

8月12日10時半頃。

誰にも迷惑をかけずに、

迷惑なんて思ったことないけど、

最期まで思いやりのあるタロウ。

 

 

顔は怖いし体はでかいし弱いものいじめするけど、ちょっとどんくさくて思いやりがある本当に本当に優しいタロウ。

 

 

 

当分落ち込ませてね。

独り立ちしたけど、とんでもなく寂しいよ。

ずっとずっと居てくれると思ってたけど、

今度は向こうでしいちゃんと居てあげてね。

 

本当にありがとう。

後は、任せた。